− JR−100 ぎゃらりぃ −

お、粋だねえ。おまいさんもJR−100ユーザーかい?ま、みていってくんな!

その昔、松下電器からJRー100 というパソコンが出ました。私が始めて買ってもらったパソコンです。
ただプログラムもままならない内だったので、プログラムよりはユーザー定義文字を使って仮想の
ゲーム画面だけを作るほうが多かったのです。そのうちにアセンブラも覚え、このゲーム達をを実現しようかとおもいましたが
そのころにはハンドアセンブルが絶えられず結局お蔵入りになっちゃいました。

ここには掲載していませんがBASICマガジンに三本ほど投稿し、あえなくボツった作品もありました。

ぎゃらりぃその2へ

 

合言葉は?「Bee!!」

「ツインビーッぽい!」

「ッぽい!」っていうのがなんかツボにはまって描いてしまいました。

スーマリ

「Super Mario Brothers」

今回もCGのみですがちゃんと32キャラに収まってます。
もちろんキャスト全員なんて無理な話ですし、キノコも考えてないですが
そこは無理に巨大化しなくてもJR−100なりのローカルルールで
遊べればいいんじゃないかと思いますね。

同じだとどうしてもオリジナルと比べられちゃうし、
結果がわかってるから少し遊べばおなかいっぱいだし。
(皆さんも散々やったでしょ。私はあんまりやらなかったけど)

demoncrystal

「The Demon Crystal」

いろいろな種類のキャラクタが同時に出てくるので実際の移植は
どうなんだろうといろいろ考えをめぐらせていると、メモリ問題はともかく
キャラ制限は何とかなりそうですね。

まあ、敵に関しては正面しかグラに限定とか妥協するとこはした上で、
アイテムは全部箱で表し、取った時に文字で表示するとか
お化けは目だけにするとか。蜘蛛の糸も’#’でごまかすとかw

この時代のソフトってスクショがすでにアイデアなんですよね。
それぞれの制限の中で「こう表現したかぁ」って感じがいい。
今はそういう感動はないですねぇ。

まーじゃん

「2人打ちマージャン」

牌の字のアイディアは月刊マイコンに投稿された
JR100用のマージャンから拝借しました。
キャラ制限があるJR100で牌を何とか表現しようとして
生まれたこのデザインにすごく感動した覚えがあります。

ただ、字のみの形だったのでせっかくの牌のデザインが死んでいたため
これに牌の形を加え、全体的にグラフィカルなデザインにグレードアップ
してみました。

これも32キャラに収まっています。

ドアドア

「ドア・ドア」

一応これも32キャラに収まってます。
(デフォルトのフォントも有効活用しています)

やっぱ気になるところは敵に向きをつけられないことですかね。
JR200ならもうちょっと似せる事ができるかな。

だらいあす?

「ダライアス」

自分で描いてて笑っちゃいましたね。
そこまでして仮想画面を作りたいかって。

ダライアスαのようにボスだけと戦う様に 考えてました。
(このモザイクのようなボスが他に何種類かある訳です)

この時にキャラクタ定義を描き換えて
擬似スクロールさせる事を思いつきました。

ぐらでうす?

「グラディウス」

といってもこれ以上は考えませんでした。
オプションの動きを実現するために借り絵として描いたからです。
とりあえずオプションの動きを作成して 終了しました。

これの発展型でスペースハリアーのスケイラ(1面のボス)を
拡大縮小は無しで作成しました。

ぜびうす?

「タイニーゼビウス」

空地にうちわけるのは画面の判別がむずかしいので、
スターフォースのような感じにしちゃろかと考えてました。

もちろん左図のように一度にはキャラを出せないので、
ポジションテーブルで出現する敵を決めて
キャラを乗せかえることを考えてました。

にうらりーえっくす?

「ニューラリーX」

レッドカーを4方向、自機をキャラ定義自体乗せ換える事で
移植はできるだろうと考えてました。
(それなりに動いて遊べるぐらいでしょうが)

レーダ−は色分け、ドット毎の表示が出来ないので、
マップ全体を32x56ブロックに分け、
そのうち2x4ブロックをセミグラフィックの1ドットに当てて、
そこに何かあればドットが表示されるということにしました。
自機とスペシャルフラッグのいる所は点滅させようかと思ってました。

しかし、これだけみてるとほんとに動いてるものを作ったみたい。
まちがえないでください、絵だけなんですから。

ほかには「ドルアーガの塔」とかも描いてましたが、そのころは作るために描くんじゃなくて
モノクロでどこまで表現できるかとキャラ定義数も際限無く描いてました。JR-200 なら実現できるかとも
考えましたが、あまり詳しいハ−ド解説書もなかったためやっぱりお蔵入りでした。

あ、そうそう。私はJR-100 のプログラムテープのフォーマットを独自に解読してみました。何処まで合っているかは
わかりませんが、どなたかがJR-100 のエミュレータを作る時のためにここに掲載しておきます。

jr100tec.lzh(2kb)

この情報をうまく使ってプログラムをWAV化してJR-100に聞かせてあげれば読んでくれるかもしれません。
また、逆にプログラムテープをWAVに落とし、解析すればファイル化も可能です。

※テープフォーマットに一部取り違えがありました。今まででもデータを取り出す事はできますが
ここに修正させていただきます。けむしろうさん、ありがとうございました。


ぎゃらりぃその2へ

[戻る]